犯罪被害者に対する支援

Home/法律豆知識/犯罪被害者に対する支援

犯罪被害者に対する支援

犯罪被害者に対する弁護士による支援について

1.犯罪被害者とは

犯罪被害者とは犯罪によって被害を受けた人のことですが、直接被害を受けた方はもちろん、そのご家族も含まれます。しかし、適用される法律によっては、いかなる犯罪の被害者でも含むかどうは、違いがあります。例えば、犯罪被害者給付金の支給を受けられるのは、「人の生命身体を害する犯罪により、不慮の死を遂げたものの遺族、または重傷を負いもしくは障害が残ったものに限られ…」なのです。

2.被害者保護の現状

平成12年に関連法案が成立し、被害者の権利として法廷傍聴、公判記録の閲覧等が認められ、刑事手続きを利用しての損害賠償命令の申し立てが出来るようになりました。その後、刑事訴訟法、少年法が改正され、いわゆるDV法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律)も成立し、平成18年には「犯罪被害者財産等による被害回復給付金に関する法律」も成立しました。現在ではこれらの法律も再三改正されて、法的にも被害者の保護は厚くなってきました。

3.様々な支援

各弁護士会には犯罪被害者支援委員会が設けられ、これら犯罪被害者に関する法令に詳しく、被害者のための事件処理を専門に行える、精通弁護士制度があって、犯罪被害者が抱える多種多様の問題に対処しています。刑事裁判の手続きの説明、法廷での付添、意見陳述、損害賠償命令申し立て、刑事和解、示談交渉、カウンセラーなど関連施設紹介等多岐にわたる支援を行っています。

4.なるべく早期の相談を

犯罪被害者に資力がない場合は、国選で被害者を支援してくれる弁護士の委託ができます。とりあえず、相談したい方は、大阪弁護士会では、毎週火曜日午後(3時から6時)に犯罪被害者のための電話相談を行っているので(06-6364-6251)、これを利用されてもいいでしょう。加害者が逮捕されますと、2〜3週間で起訴されたりしますので、被害判明後できるだけ早期の相談が望まれます。
なお、大阪弁護士会では、平成26年3月20日以降各警察署窓口にも弁護士会の犯罪被害者支援のパンフレットを配備しました。ご利用ください。

Top